卒業後の進路
就職支援・進路データ
岩手医科大学で学び、晴れて歯科医師国家試験に合格して歯科医師免許を取得すると、将来独立して歯科医業を営むことを目指す方は、原則として歯科医師臨床研修を修了している必要があります。本学出身者は、本学大学病院(内丸メディカルセンター歯科医療センター)をはじめとして、全国のさまざまな施設で研修を行っています。
臨床研修修了後は、一般開業診療所をはじめ、大学附属病院での勤務、研究機関・大学での教育及び研究、公務員、一般企業等、進路は多岐にわたります。また、本学大学院は歯科医師臨床研修を受けながら、入学することができます。昭和40年に設置された本学歯学部は2025年に創立から60年を迎えますが、これからも多方面で活躍する歯科医師が巣立っていくことでしょう。
将来を見据えて歯学部に入学される皆さんの気になるところは就職でしょう。本学歯学部では、入学早期より将来のキャリア形成に向けた取り組みを実施しています。低学年時での早期臨床実習では、附属病院や開業歯科医院での実習を経験し、歯科医師になることのイメージを構築します。その後の講義・実習で知識及び技術を培い、5・6年生の臨床実習では実際に患者さんの診療に当たることで、はっきりとした将来の歯科医師像を認識します。ですから、本学歯学部で学ぶことそのものが、将来を見据えたキャリア支援の一環ということができるでしょう。創立以来、数多くの歯科医師を送り出してきた本学では、OB・OGとのつながりも大事にしています。全国で活躍するOB・OGから提供された求人案内のポスターやパンフレットなどは随時掲示板等へ掲示されるとともに、各種採用試験の受験にも最大限配慮されています。