Campus Life

宮澤 舞

いわき秀英高等学校出身(福島県)

幼少期から医療従事者として働きたいと考えていましたが、中でも治療範囲が狭い口の中で繊細な器具を使いこなして歯を削る、そんな技術職の歯科医師が私には格好良く眩しく見えて、いつからか歯学部を目指すようになりました。

CBTに向けて対策をしていると、本学に入学して良かったと思う点が多々あります。その1つが忘れがちな基礎科目の講義資料が分かりやすいことです。特に様々な科目の土台になる解剖学は、教科書には載っていない図が豊富で1冊のテキストになっているので辞書のように使っています。また歯科理工学は歯科になじみのない学生が理解できるようポイントを表にし、工夫されているのがありがたいです。勿論苦手な箇所を抽出したまとめノートを作る事もありますが、効率良く復習できる資料があるのは助かっています。3年生の後期から始まる臨床科目がコース制になるのも本学の長所ですね。1科目を一定期間集中して学び、終わり次第試験を実施するという制度です。講義で理解できなかった内容を実習ですぐにフィードバックできるので理解が深まりますし、学んだ内容を混乱させず科目ごとに整理できます。

臨床科目が増え、お口の健康を保つために歯科医療においてどの様に貢献できるだろうかと、将来像を最近よく考えるようになりました。そこで幼い頃から口腔ケアに向き合うことが大事だと思ったので、子どもが好きだという理由もあり私は小児歯科に携わりたいです。

清水 智宇

水城高校出身(茨城県)

私が歯学部を志望した理由は子供の頃から手先が器用で、プラモデル作りなどが得意でした。そして、自分で手を動かして結果を出すことが好きでした。歯科医師は知識だけでなく技術も必要となる仕事のため、技術職としての面白さがあることも魅力だったため、歯学部を志望しました。

また、岩手医科大学のキャンパスの周辺は自然豊かな環境であるため、休日は趣味である釣りを楽しめることができ1年を通して釣り物が変わるため季節毎の楽しみがあります。特に冬になると本州では数少ない氷上でのワカサギ釣りを楽しむことが出来ます。部活動では歯学部準硬式野球部に所属しており、毎年全国の歯学部準硬式野球部活が集まり大会を行う全歯大に向けて練習に勤しんでいます。このような全国の同じ学部の学生で大会が行われることも歯学部の魅力の一つだと思います。

田中 悠斗

和歌山県立橋本高等学校出身(和歌山県)

私は以前から医療の道に進みたいと考えていました。そんな中で、歯や口腔の健康は全身の健康と深く関わっており、歯科医師として、人々の健康改善に貢献できることが大きなモチベーションになると考え、歯学部を志すようになりました。

私が学生生活を送る上で感じた本学の良さは多くあります。1つ目は基礎科目から臨床科目へのスムーズな移行ができるカリキュラムにあります。本学では、1年次から3年次前期までは基礎歯学をしっかりと学び、その後臨床教育へと進むカリキュラムが構築されています。初期段階で解剖学や生理学などの基礎知識を深く学び、それを応用して臨床実習へとつなげることで、知識と技術の両方をバランスよく習得できる体制が整っています。

2つ目は研究活動の奨励です。本学では、学生が研究活動に参加する機会も豊富です。自分が興味を持った分野の研究室に訪問し、様々な研究活動ができることが本学の特徴です。歯科医療の最先端を学ぶだけでなく、自らの研究を通じて新しい知見を発表することも奨励されています。これは、将来的に専門分野でのキャリアを深めるための大きなステップとなります。

3つ目はクラブ活動に積極的に参加できる環境下であることです。本学では多くの学生が部活動に所属しています。クラブ活動を通して、リーダーシップを発揮したり、チームの一員として活動することで、集団での役割を理解し、適切にリーダーシップを発揮することができます。また、クラブ活動を通して他のメンバーと協力し、意見交換を行うことで、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。このように積極的にクラブ活動に参加できる環境であることが将来歯科医師として求められるスキルの習得にもつながります。以上の点が私が感じた本学の良さであり、このような恵まれた環境下で学生生活を送ることができることに感謝し、勉学に励んでいきたいと思います。

高橋 智穂

岩手県立花巻南高等学校出身(岩手県)

私は以前、歯科衛生士として仕事をしていました。その際に歯科医師の方と接する機会が多くあり、その中で技術や患者さんに対する献身的な対応を見て、歯科医師の方への憧れが強くなり自分もその道を志すことを決めました。そのような状況の中、私が岩手医科大学に編入という形で入学したいと考えた理由としては3つあります。

1つ目は編入制度により規定の条件に該当すると2年次から入学可能ということでした。私は以前に岩手医科大学付属の専門学校を卒業していたので、条件に該当し、2年次から入学可能という点が魅力的でした。

2つ目は大学と連携する歯科医療センターでの臨床実習があることです。歯科医療センターでは医療機器や機材が充実しており、最新の歯科医療を学ぶことができると考えます。また、様々な患者様が来院されているため、より多くの症例を経験し、学ぶことが出来ると感じました。

3つ目は国家試験に対する対策がしっかりとしていることです。第4学年終了前には、臨床実習前の共用試験(OSCEとCBT)を行います。CBTは国家試験に近い形で行われるため、国家試験への意識が高まると感じました。以上の3つの理由から岩手医科大学の良さに惹かれ、編入の希望を決めました。年齢や学歴に関係なく迎えてくれたこの大学に感謝し、今後も学業に精進していきたいと思います。

宇井 耀太朗

千葉敬愛高等学校出身(千葉県)

私自身、歯牙破折・脱臼の治療経験があり、歯科医療の治療計画や綿密さを実体験させていただきました。将来同じように地域医療に貢献できるべく勉学に励んでいます。

第2学年では第1学年から続く基礎専門科目の他、実習科目にも多く取り組みます。歯科専門体験実習では開業歯科医院に赴かせていただき、歯科医師の実働を見ることが出来ます。実際の診療現場で治療や診断を見ることで、治療計画の立て方、歯科医師に求められるコミュニケーション能力を学習することが出来ました。

後期からは臨床解剖学実習が始まり,ご献体にメスを当てることに戸惑いを覚えつつも真摯な気持ちや態度で取り組んでいます。歯科学では解剖学はもちろん、生理学など他の分野と連結していくよう勉強を深めていかなければなりません。また人とのコミュニケーション能力を高めていくことも大切です。

そのため学外活動も盛んに行われており、学生同士の絆を深める機会はたくさんあります。私はサッカー部に所属しており、週に3回の練習で、仲間と協力することや、また目標に向かって努力することで有意義な時間を過ごすことも出来ています。学業の間のリフレッシュにもなり、歯科医師として必要不可欠である協調性や、コミュニケーション能力が養われていると実感しています。

スー・ケビン
・ポエン

University of Portland 卒業
(米国・シアトル 出身)

When I initially chose to come to IMU (Iwate Medical University), there were several reasons that drew my interest, ranging from my family’s longtime connection to the Tohoku area, the school’s prestigious history, to its ideal location in a rural small-town setting. However, one of the most important factors for me was IMU’s heavy emphasis on an integrated education, being a medical university at its core. Even as a dental student, I still have numerous opportunities to interact with students from other faculties on a daily basis, in both academic and non-academic settings, a crucial step for future cooperation in team medicine. Initially living in the dorms and belonging to two clubs was certainly crucial for the community I have built up during my time here, and as a foreign student, networking is especially essential to be successful. The support and encouragement I have received from the staff and faculty have also been phenomenal, and every day I continue to strive for greater heights.